コロニル1909のクリームを使って、栄養不足の革靴を復活させる!

2015.11.29 Sunday 13:20



この時期になるとブーツの出番がやってきますが、

いざ下駄箱から取り出してみると

革の表面がパサパサしている、

なんて方も多いのではないでしょうか。


この原因は革に栄養が足りていないから。

と雑誌などにもよく書いてありますが

そもそもこの栄養の意味がわからない!


ということで、先日都内の靴磨き屋さんで

革の栄養について、またケアの仕方についても

しっかりと勉強してきました!!


まず、革の栄養とは

程よい水分と程よい油分とのこと。

また、水分と油分は履いていなくても

徐々に抜けていってしまうので

1シーズン下駄箱にしまっていた靴は

特にお手入れ必須とのこと!


そして栄養を補給するのに最適で

そちらのお店でも実際に使っているのが、

"COLLONIL 1909 SUPREME CREME DE LUXE"

こちらのカラーレス!


当店ではカラーレスの取り扱いは無かったのですが

使ってみたところ使用感が素晴らしかったので

追加でカラーレスの取り扱いもスタートしました!!



さて、前置きが長くなりましたが

実際にコロニルのクリームを使って

パサパサになってしまった靴を

ケアしてみたいと思います!



1d.jpg

"革ケア用品一覧"


用意するのは、ケアしたい靴とクリーム、

そして"馬毛ブラシ"と、(ツヤを出したい方は)"山羊毛ブラシ"


今回は全く手入れせずに履いていた

スタッフのローファーでやってみます!!

表面がパサパサで、色も薄くなってしまっているので

どれくらい回復出来るか不安ですが…





【ステップ1】

まずは馬毛ブラシをかけて埃を落とします。

下の写真で左(右足)がブラシをかけた状態。

1a.jpg

ブラシをかけてあげるだけでも

革の表面の繊維が整い、ツヤが戻ります。

日頃のお手入れは履く時と脱ぐ時に

馬毛ブラシをかけてあげればOK。

玄関に常備しておいてくださいねー!




【ステップ2】

埃を落としたら、固く絞った雑巾で

全体をやさしく水拭きして

適度な水分を与えてあげましょう!

水拭きはしなくても大丈夫なのですが、

この一手間を掛けるだけで

クリームの浸透性が格段にアップします!




【ステップ3】

クリームを指を使ってベタ塗り。

"アプリケーションブラシ"があれば

そちらを使った方が

ムラなく塗り広げられるし

使うクリームの量も最小限に抑えられます。

(指だと1ヶ所にまとまってついてしまうし、
 布などを使うと布がクリームを吸うので
 布に吸われた分がムダになってしまいます)

2a.jpg

このクリームは浸透性がかなり高いので

革がグングンとクリームを吸収していきます!


片方を塗っていると、先に塗った方は

クリームが浸透して乾いてくるので

片方が塗り終わったら、もう片方、そしてもう片方、と

クリームが革にたっぷりと入るまで

繰り返し塗っていきます!

今回は革がかなり乾いていたので、

合計で5回ずつ塗り込みました!




【ステップ4】

クリームを十分に(気が済むまで)塗り終えたら、

5〜10分ほど放置して、革の深くまで

成分を浸透させてあげます。




【ステップ5】

5〜10分放置して浸透させてあげたら

また馬毛ブラシをかけます!

この時、クリームは半乾きのままでOK!

1b.jpg

しっかりとブラシをかけてあげれば、

これで一通りのお手入れが完了!

普段から最低限のお手入れをしている方は

これで十分に色に深みが増し、

革もピチピチに戻っているはずです!



…が、今回の靴は色がかなり抜けてしまっていて

無色のクリームだけでは色に深みが戻らない。

ということで、補色ステップを決行!



【補色ステップ】

靴の補色について、クリームの色で

悩まれる方も多いかと思いますが

乳化性クリームの場合は

そこまでガッツリ色が入るわけではないので

靴よりやや明るめの色なら全く問題なし!

2b.jpg

今回は元々ダークブラウンだった靴に

ミディアムブラウンのクリームを塗っていきます!


こちらの色付きのクリームは

先ほどまでのカラーレスよりも緩め。

クリーム用のアプリケーションブラシを使って

手際よく塗り広げてあげます!

2c.jpg

そして馬毛ブラシでフィニッシュ!

これで完璧に色に深みが出て

いい感じとなります!!




そして最後にもう1つ。

【ツヤ出しステップ】

ピカピカにツヤを出したいという方は

山羊毛ブラシで磨いてあげると効果抜群!

2d.jpg

ストッキングで磨くといい、という話しを

どこかで聞いたことがある方もいると思いますが

それは油性ワックスを施した時のお話。

今回使用した乳化性クリームでツヤを出す場合は

毛足の柔らかい山羊毛を使ってあげる方が効果的です!




馬毛での仕上げ↓だと程よいツヤで

1b.jpg

山羊毛で仕上げ↓だとツヤツヤ。

1c.jpg

この違いは、お好みでどうぞ!!





最後に、今回使った道具とビフォーアフター。

手前側(左足側)が何もしていない状態で

奥側(右足側)が上記の全行程を施した状態。

1e.jpg

"オシャレは足元から"と言いますが、

ただ、いい靴を履けばいいというわけではなくて

どんな靴でも、

しっかりとお手入れして履いてね、

ということだと私は思っています!



3a.jpg

3b.jpg

IMG_53822.jpg

やる前とやった後、

こうやって並べてみると

やっぱりお手入れは必要なんだなぁ、

と実感していただけると思います!



今回ご紹介した方法は

ビジネス用の革靴にも応用可能なので

普段、スーツに革靴で仕事している方にも

取り入れていただけると嬉しいです!

(ビジネス用の革靴の場合には

シューツリーを入れてからお手入れするとさらにGOOD!)



また以前ご紹介した"防水・防汚スプレー"を施す場合は

今回の工程の前に施してください!



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201601.jpg
"毛羽立ったスエードの革靴を復活させるブログ記事"


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201602.jpg
"色褪せたスエードの革靴を復活させるブログ記事"


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20150926_1066370.jpg
"防水・防汚スプレーの使い方ブログ記事"


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20150915_1047755.jpg
"防水効果の実験ブログ記事"




CATEGORY : "革ケア用品"
WRITER : だいき